足裏マッサージ

歩いたり、走ったり、ボールを蹴ったり・・・普段の生活の中で思いつく足の役割は、これくらいかと思います。

しかし、足には人間の身体にとって、とても重要な役割があるのです。

それは、血液が身体全体に行き渡るようにする「ポンプ」の役割です。心臓から足の先まで運ばれた血液は、また心臓まで運ばなければいけません。その働きをしているのが、足であり足の筋肉なのです。

そのため、足は「第2の心臓」といわれています。

足の筋肉を鍛えたり、マッサージすることは、足だけの血流を促進するだけではなく、全身の血流促進に繋がっていきます。

また、足には、全身の反射区が集まっており、足にある反射区を確認すると臓器の縮図のように見えます。

反射区とは、各器官や内臓に繋がる末梢神経の集中箇所であり刺激を行うことで、効果がその部位に反映されます。

経穴（ツボ）と同じように扱わることが多いですが、微妙に異なり、反射区は面として存在しており、部位に直接反映されるのに対し経穴（ツボ）は500円玉ほどの点として存在しており間接的にその部位に反映されます。

そのため、反射区への刺激は一部分を集中して刺激するこではなく、一定の強さで全体的にマッサージすることが効果的とされています。

当院では、保湿クリームを使い、足裏・指先・下腿部の反射区を順にマッサージしていきます。

反射区を刺激していくと、鋭い痛みを感じる箇所とわずかな痛みしか感じない箇所があります。

鋭い痛みを感じる箇所はその人体の組織に不調が生じていることが多く、その反射区に適度な刺激を与え不調を緩和していきます。

また、足裏から刺激を身体全体に伝え、血流を促進し、不要な老廃物を体外に排出させていきます。

足の施術のみで、全身のケアを行うことができ、足の疲れだけではなく、全身のむくみ、冷えなどにも効果的なマッサージとなります。